バッテリースイッチと基本的なバッテリーシステム・2

・理想的なサブバッテリーシステムとは(理想に近いバッテリーシステムを提案いたします)
シングルバッテリーでは不安だということで、陸上で充電した補助バッテリーを積み込んでも、船で充電作業ができなければ、陸上に持ち帰り充電作業を行わなければなりません。そこでエンジン始動に使われている主バッテリー以外にもう1台補助としてバッテリーを増設すれば、両方のバッテリーを船のエンジンから充電することができ、安心して目的に応じた各種電装品を装備することができます。それでは、理想的なサブバッテリーシステムを実現するためには、どうすればよいかを以下にまとめてみました。

エンジン始動用の主バッテリーが上がってしまうのを防ぐために、各種電装品の電源として専用バッテリー(補助バッテリー)を設けて、主バッテリーに余計な負担を掛けないようにします。
エンジン始動用の主バッテリーには、高電流放出ができるクランキングバッテリー、各種電装品用の補助バッテリーには、繰り返し放電に強いディープサイクルバッテリーと分けて利用します。
エンジンに付いているオルタネーター(発電機)を利用して、2台のバッテリーに全自動で充電することができ、さらにロスが少なく複雑な工事が不要なシステムであることが重要です。



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